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リトル・トリー

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リトル・トリー
めるくまーる刊
フォレスト・カーター著

読み終えた時に、沈黙が流れ込んでくる・・・
(文末の文章より)少ない言葉で、なんと的確な表現か。

前作 ジェロニモと同じ作者の著作だが
全く趣は異なる。
そして日本人だと、何故か素直に-本当に-
受け入れてしまうインディアン(現在は差別用語として
アメリカ先住民となっているが、作中がこれに倣って
いるので。元々はインドの人、コロンブスが南米に
到達した時に、そこをインドと勘違いしていた事が発祥。
現在も 西インド諸島 なのは事実)の死生観。

良い本を読み終えると・・・ホント寂しいなぁ。

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

デーモンズ・アイ

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題 デーモンズ・アイ
著者 リチャード・プレストン
小学館刊

とりあえず少しは時間が出来たので-すぐ無くなりますが-
読書でも。

この本は、病原体の天然痘を扱っている。生命体なら微生物から
恐竜まで好きなので、生物に関連した本は好み。

・・・ん~、読んでいると背筋が寒くなるのが難点か(笑)
病原体関連の本も、それなりに読んでいるが・・・既に
旧型となっている?と言える天然痘。ところが、この破壊力の
すさまじい事。
現在に蘇ろうものなら、壊滅的な打撃を与える・・・こりゃ背筋が寒い。

哀しい事に、それを根絶やしに出来ないのは“人の問題”・・・という
視点を外さない著者の姿勢にも、大いに賛同し共感してしまった。

作中に炭疽菌-米国9.11テロも絡んでくるので-も登場するが・・・
危険な表現ながら「まだカワイイ方」と思えてくるから、大いに困る。
(毒性は高いが、伝染性が極端に低いので)

最初から、じっくり読む。そして巻末の言葉に 愕然 としてしまう一冊。
ある意味、この巻末の1行半に、著者の想いが全てが集約されています。

日々病と闘い続ける人々がいる一方-頭が下がる-で、それを利用しようとする
-利敵行為なんだよなぁ-もう一方。・・・共にそれは・・・。

良い本を読むと、常に悩んでしまうなぁ。


テーマ :
ジャンル :

ジェロニモ

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題 ジェロニモ
著者 フォレスト・カーター
めるくまーる刊

面白い本の個人的条件
・読み終えるのが寂しい。
・他人に薦めてしまう。
・もう一度読む。
この点です。

映画アバターを観て(面白かった)ネイティブ・アメリカン
-旧称 インディアン-に、とても興味が湧いたので、それに
まつわる本を読みたい・・・と思っていたら・・・実に運良く
出会えました。

ジェロニモと言えば、どなたでも「あぁインディアンね」とは
お思いでしょうが、それはまぁそう。
個人的にもネイティブ・アメリカンの歴史は“悲惨”であろうと
思い読んでみたのですが・・・やはり悲惨でしかなかった。

あくまで、このジェロニモはフィクション-とは言っても、実際に
起きた事件を組み込んであるフィクション-なのですが、本としては
とても面白く読み終えました。

やや問題なのが、作者のフォレスト・カーター氏54歳で急死されており
生前の発言を巡り、論議のあるところ。真偽は、確認する術が無い。

余談ですが、この手の問題-先住民に対する迫害-について、日本での
作品として真っ先に浮かぶのが、テレビシリーズのウルトラセブン・
42話 ノンマルトの使者(初回放映 1968年7月21日)これのみ。

ネイティブ・アメリカンについては、まだまだ書き足りないのですが
あまりにもズレた内容となるので、この本についてはこれで。

フィクションとは言え、時間と空間を越えられる“本-より正しくは
文字・言葉-”とは、素晴らしいなぁと思える一冊でした。


テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

ユーコンの疾走

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ユーコンの疾走
 光文社文庫
 ゲイ・ソールズベーリー/レニー・ソールズベリー 共著

1925年、アラスカの某所で蔓延した疫病・ジフテリア。
そして、その血清(ワクチン)を極寒-氷点下 50℃ !-
という悪条件の中、犬橇で運ぶドライバーと相棒たちの
命を賭した実話。

まだ飛行機も未発達な1925年-第一次世界大戦終結は1918年-
 “その地”への移動は、犬ぞりに頼るしかなかった時・・・。
 その村の住民が、全滅する恐れがあった時・・・。
 そこでは、犬と人間が力をあわせて生きていた時・・・。

“悪役”(敵役と表現するべきか?)で対比される、飛行機がちょっと面白いが
主軸は 極限状態での人と犬の絆 です。

氷点下50℃とは具体的には・・・
手袋を脱いだ手が、ものの3分で凍ってしまう という温度だそうです。
(・・・想像もつかない。しかも その時 は実に最悪の状況下だった)

シベリアン・ハスキーという犬種の登録にも ちょっと 関わっている
(あくまで ちょっと です)感動なくしては読めない一冊です。


テーマ : 犬のいる生活
ジャンル : ペット

闘うプログラマー

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 闘うプログラマー
 G・パスカル・ザカリー著
 日経BP出版センター

やっと見つけた。

現windows Vista のお祖母ちゃんにあたる、windowsNTの
開発秘話。

順番で言えば・・・
NT1.0~4.0→2000(元々はNT5.0)→XP→Vista となります。

ご覧の通り、結局はVistaはNTの直系でしかない。新機能が・・・
とよく謳われるがあくまで追加された機能で中核(カーネル)は
ほぼそのままと言っても過言ではないと思う。

裏を返せば、それだけNTが良く出来ていたという事。

流石に64bitには移行するだろうが(2038年問題により。これは
避けられないので)なんだかんだと32bitOSとしてはNTの磐石は
凄い物があると思う。

いまだに NT最強 という記述を、冗談であれ本気であれチラホラ
見かける。

現在、予備PCは・・・2000だったりするが、別段不満は無い。起動・終了
が遅いといえば、まぁその程度。フリーのアンチウイルスとファイヤーウォール
そしてパッチの統合化で、セキュリティも悪くない状態に持っていけるし。

それを創った人々の、極めて人間くさい物語だったりする。

!ん と思ったのが、プログラム言語 COBOLの創造者、ホッパー女史が
ちらっと書かれている(プログラムを記号の羅列から、英語の口語に近い
記述へと変化させた。理由は・・・本人がそそっかしいという、無茶な理由)
流石は コンピューターおばぁちゃん と言われている所以である。これは
日本でだ。アメリカでは mother of compute と。

これまた面白かった。

テーマ : Windows 全般
ジャンル : コンピュータ

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