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坂本龍馬、暗殺について。

Sakamoto_Ryoma.jpg


読売新聞 09年12月25日 朝刊の文化面の記事。
坂本龍馬-これは通り名・アダ名、本名は直柔なおなり-の
暗殺犯についての興味深い記事。

記事内では・・・
・黒幕-会津藩(桑名藩との共同謀議も在り得る)
・実行犯-京都見廻組
としている。

実行犯としての京都見廻組説は、有力視されており
これは元・京都見廻組の、今井信郎-いまいのぶお-の晩年の
証言による。

以前読んだ本だと、黒幕としては土佐藩・藩主 後藤象二郎
-ごとうしょうじろう-説で、これも説得力があった。
(龍馬を、最終的には支援した土佐藩が?と思われるかもしれませんが
歴史上その手の例は、枚挙に暇が無い。この時は海援隊構想が原因と
言及。これも未だに説得力はある、海援隊=貿易商社・・・と捉えられ
がちだが、その条文に“独自武装する”という文言が明記されており
これを危惧した、後藤象二郎が黒幕。実行犯は京都見廻組)

京都見廻組自体は、幕府側の最右翼。それをバックアップする
会津藩も無論幕府側。鳥羽・伏見の戦いや最終的には白虎隊事件もあった。
(白虎隊事件の折、洋装の人物が通りかかり、白虎隊・隊士によって拘禁された
もっとも、この人物は北へ移動中の新撰組 土方 歳三。隊士もさぞや平伏した
ことだろうと想像に難くない。ちょっと頬が緩むエピソード)

この会津藩が預かった浪士が、のちの新撰組。あくまで幕府直轄・警備隊は
京都見廻組。新撰組はあくまで民間委託。もっとも更に後には、これらを
全面的にバックアップした会津藩は、明治時代の新政府では除け者となって
しまった(これが更に映画 バルトの楽園の、松江 豊寿-まつえ とよひさ-
に反骨精神と人道主義をとらせる事になるのが、素晴らしいのだ)

京都見廻組・頭は、佐々木 只三郎-ささきたださぶろう-だが、記事内での
指摘で“!”と思ったのが、手代木直右衛門勝任-てしろぎすぐえもんかつとう-
当時の会津藩の側近。そして佐々木 只三郎の実兄。この方が明治37年に
亡くなる際の述懐が元。

・・・う~む。

あくまで論証だけで、物的証拠が無い以上あくまで仮説の域を
出ないが、興味深いのは事実。
論理の組み立てで、真実に迫る(・・・いや、迫ったように思えるだけかも)
これが歴史の醍醐味でもある。

ちなみに実働犯としては、桂 早之助-かつらはやのすけ-と渡辺吉太郎
-わたなべきちたろう、または吉三郎とも-共に京都見廻組。
そして両人とも小太刀の名人と記されている(記述は少ない)
龍馬暗殺の近江屋事件で舞台となった、近江屋の当時の室内は天井が
低く、使われた凶器は太刀ではなく、小太刀であるのも濃厚な線。
(もちろん太刀には太刀の扱い、小太刀には小太刀の扱いがあるし
戦闘方法も異なる)

余談
太刀-しかも特注で更に長くしていた-これがもっとも流行していたのが
こと土佐藩。ところが新撰組・池田屋事件で、室内戦闘に不向きと解るや
一斉に廃れた。これを補足するようなエピソードが、あるが、これはどうも
創作らしい。

ただでさえ日本の歴史が好きで、挙句に幕末は大好きなのに・・・
また面白そうなことに出会ってしまった。

やれやれ(笑)

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テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

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